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聖堂内の飾り付け (待降節と降誕節に想う)

加藤 豊

 

皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

既に三が日は過ぎていますが、松の内が終わるまでは、まだ「明けましておめでとうございます。」でよかったと思いますが、もし、違っていたら、あらためて新年のご挨拶を申し上げます次第です。

 

ところで、皆さんの教会では、もう「馬小屋のセット」(プレセピオ)は片付けてしまったでしょうか?多くの場合、「ツリー」は片付けたが「馬小屋」はまだだ、という教会があるのではないでしょうか?(こちらではツリーはまだです。外の電飾だけ片付けましたが)

思いますに今週の土曜日(今年は 1月11日ですが)までは飾って置くのが妥当でしょう。この日は「主の公現」後の土曜日で、この日は降誕節の最後の日です。いわば松の内の最終日のようなものです。

 

松の内が終わるまでに早めに門松を片付けるご家庭もあろうとは思いますが、もちろんギリギリまで出しておいてもいいわけで、それらはそのお家の都合ですから、これと似たようなもので、「主の公現」の日曜日(主日)のミサが終わったら即座に馬小屋を片付ける教会もあります。それはその教会の都合ですから、それはそれでいいわけです。

 

ただ、その都合というのが、片付けに必要な人数や係の人が、日曜日にしか集まれず、そのままにしておくと次の日曜日にはもう年間(主の洗礼の日ですが)です。もとより「馬小屋」はオプションの演出ですからね。だからあまりこうしたことにこだわっても仕方ない。

 

似たようなことはアドベントクランツにもいえます。クランツは待降節第一主日から飾られますが、これもオプションです。はっきりいって典礼的な重要性はありません。ただ「主の降誕が近付いている」ということを視覚的に表現するにはいいアイデアです。

 

最近ではキリストの到来のシンボルとしての5本目の蝋燭が真ん中に立てられたものがあり、意外にも各地で広く用いられています。その5本目に点火されるのが降誕祭当日なので、以降、降誕節に入っても飾られたままだったりします。伝統的な形の4本の蝋燭を立てたものの場合、降誕祭当日は撤去されるのことが多いのですが、4本目が点火される待降節第四主日のミサが全て終わると撤去してしまう教会もあります。しかし、その翌日も待降節中なんですよね(12月24日が土日でない限り)。

 

でありますから、これもまた24日に係の人がちょっと早く教会に来て片付けをする、というのが理想ですが、平日だとなかなかねえ...。